STORY
もっちり食感と優しい甘さが評判の「ひしぼうろ」を知っていますか?こんにちは、ヒッシー君です!この美味しい和菓子には、地元佐賀の特産品「菱」の実の皮がたっぷりと使われています。さあ、一緒に「ひしぼうろ」の不思議なストーリーを紐解いていきましょう!
大串製菓といえば〚ひしぼうろ〛
伝統の味と現代の味との融合
大串製菓の3代目が作る「ひしぼうろ」は、佐賀の銘菓「丸ぼうろ」を参考にしながら、新たな伝統と現代の融合を目指して誕生したんだ!
古くから佐賀の風土に息づく伝統的な製法と、現代の技術と知識が見事に調和した「ひしぼうろ」伝統の製法を守りながらも、新しい価値を取り入れることで、地元の特産品である「菱」の皮の豊かな栄養を最大限に引き出せたよ!
三日月型で見た目もかわいく、食べる楽しみがいっぱい!食べやすい形でしっとり、もっちりとした食感!
子供さんに持たせて食べても、床にボロボロ散らず朝食としても活用中!
お子様からお年寄りまで、誰もが笑顔になれることまちがいなし!
大串製菓のひしぼうろは地域の期待を背負って生まれた!
~ ひしぼうろ誕生ストーリー ~
ひしぼうろは、菱の実の皮を使用した独自のレシピで、地域の人たちから支持を得ました。最初は皮の苦味や硬さの問題がありましたが、研究と試行錯誤を重ね、微妙なバランスが生まれたお菓子となりました。その形も特徴的で、半月形の抜き型を使用し、商品のオリジナリティを追求しました。発売前にはキャラクター「ヒッシー君」も誕生し、商品にユニークな個性をプラスしました。「ひしぼうろ」は発売直後から予想以上の売れ行きを示し、地元のみならず全国からの注文が殺到しました。売上の7割を占め、地域の名産品として確固たる地位を築いています。
ここでは、そんな「ひしぼうろ」と「ヒッシー君」の誕生の物語を少しだけご紹介します。
たいへん!菱の殻が大量に!
神埼市の特産品菱焼酎
ボクが生まれた佐賀県神埼市にはひしぼうろの先輩特産品として「菱焼酎」がありました。菱焼酎は菱を原材料にすることで上品でフルーティーな香りと、まろやかで澄んだ味わい、ほのかな甘みの焼酎ばい。美味しい焼酎ができる菱の実だけど、殻の部分が多く焼酎造りで大量の菱の殻が余って処理に困っとったとばい。
この時、一つの新しい命が生まれた
菱の実から生まれた・・・
神埼市の窮地を救う為なのかどうかはわかりませんが、時を同じくして一つの新しいキャラクターが誕生しました。菱の実の形の頭、ハンギーの体を持つそのキャラクターの名は、そう、ヒッシーくんです!
なんにでも必死に頑張る姿勢に窮地を救うための仲間が集まることになります。
身長:まだ秘密
体重:まだ秘密
生まれた場所:佐賀県神埼市
好きな食べ物:ひしぼうろ
趣味:菱の実栽培
得議:何でも必死に頑張ります!
口癖:ビシビシいくばい!
そして、3人の勇者が立ち上がった
産学官連携スタート
大量に出る菱の殻をどうにか有効利用できないものか。
日夜考える人たちが出てきました。神埼市、西九州大学、そして大串製菓がこの課題を解決するために立ち上がったばい。
最初は全く白紙の状態でしたが、菱の殻に栄養がいっぱいあることが九州大学の研究で分かってから食品として利用するための試行錯誤が始まったばい。
地域ブランドづくりを始めるばい!
研究結果ヒシにおどろくべき機能性が!!
ボクたちヒシの皮には話題のポリフェノールがたっぷりだったんだ!
※ポリフェノールとは抗酸化作用(疾病の原因となる活性酸素を除去する働き)があり老化や生活習慣病の効果があるといわれている。
大串製菓三代目による最終調整だ!
商品化の道は険しかったばい!
初めは菱の皮が硬いし苦味があるしで、扱いにくいと感じられとったとばい。ばってん佐賀の銘菓丸ぼうろの味わいが良いと感じて、そのヒントを得て試作を繰り返した。その過程で西九州大学の学生や神埼市の職員、一般市民による3度の官能検査(人間の感覚を用いてする検査)を繰り返し、集めた評価を分析しながら、より多くの人に支持される味わいを追求していったとばい。 ここだけの話だけど、それはもう大変で、大学や行政からの要求も厳しかったので、ケンカをしながら毎週打ち合わせを重ねたらしか。しかし約1年の努力の末、やっとの思いでついにうちの三代目がついに完成させたばい!神埼市オリジナルの新しいお菓子が完成!地元の評価を得ることにも成功!
美味しさのヒミツは!
手ごねばい!
ひしぼうろの生地は、丹精込めて手ごねされよるばい!この手法は、生地に独特の密度としっかりとした結びつきをもたらし、焼かれた結果、ひしぼうろが他の流し生地の焼菓子とは一線を画しと!手ごねにより、生地の組織がより密集し、焼かれたひしぼうろはしっかりとした食感と風味が楽める!この丹念な手仕事が、ひしぼうろが独自の品質を持つ理由ばい!
からだも喜ぶ お菓子! 大切なのは味だけではありません!
「ひしぼうろ」は、大串製菓が佐賀の美しい風土と伝統を胸に、お客様にお届けする特別なお菓子です。その役割は多岐にわたります。
伝統を伝えるばい
菱の実の皮を使用した「ひしぼうろ」は、地元の伝統を大切にし、これからの時代に受け継ぐ存在。昔ながらの製法とこだわりが詰まっていますばい。
神埼はよかとこばい
佐賀県神埼市という美しい土地で生まれた「ひしぼうろ」は、地域の特産である菱を活かした銘菓として、地元のすばらしさを少しでも伝えるお手伝いがしたいとばい。
健康と美味の融合
菱の実の皮にはポリフェノールが豊富に含まれており、それを活かして作られた「ひしぼうろ」は、健康を考える方々にもおすすめばい。
人々の絆を紡ぐ
ひしぼうろは、家族や友人とのふれあいの場を彩ります。お茶うけにも、贈り物にも最適で、大切な瞬間を特別なものに変えるお手伝いをしますばい。
「ひしぼうろ」は、味わい深く、温かい気持ちを添えて、日常に幸せを届けるお供として、心を込めてお届けしていますばい。
人気の理由は地元の素材!
佐賀県神埼市の特産品である「菱の実」。その実はヒシ型の独特な形状をしています。古くから食用とされ、デンプン質を豊富に含むため、歴史的な食糧として重要視されました。古くは万葉集の中で柿本人麻呂が、ヒシの実を摘む際に袖を濡らした情景を歌に詠んでいる。茹でたり蒸したりするとホクホクして栗に近い味と食感があります。しかし穀物が豊富ではなかった時代には貴重なデンプン質でした。戦後の食糧難の時代には、なんと佐賀平野を全て菱の水田にしようという計画もあったそうです。 現代の日本では菱の実を食べたり、水辺に生えているのを見かけたりすることはまずないが、神埼市では菱の栽培が行われ、地域の文化として受け継がれています。
忍者の秘密、ひしぼうろの魅力
「忍者」は日本の歴史と文化に深く根ざしており、多くの人々にとって魅力的な伝説です。しかし忍者は単なる戦士だけではありませんでした。彼らは食事やサバイバルにおいても優れた知識を持っていました。今日、私たちは「ひしぼうろ」という和菓子を通じて、忍者と「菱」という材料の興味深い関係を探求します。忍者が追手の足を止める小道具になっていたと言われる忍具に「マキビシ」があります。乾燥したヒシはトゲトゲで、追手から逃げる時にバラまいてい怪我を負わせ、または踏まないように気を取らせ追手の速度を落とす為に使っていたそうです。
さらに、隠れている時に、非常食として食べていた説もあります。
まさに、忍者飯ひしぼうろ!!
I天然の「ヒシ」の使いみちはたくさんありそうです。
忍者ヒッシー
ヒッシーくんが忍者になりました!
オリジナルミニ缶バッチ
忍術や忍具を使うヒッシーくんです!
忍者さんとひしぼうろ
忍具とひしぼうろ
マキビシに手裏剣!
武蔵忍士団【紫龍】
忍者さんからの嬉しいコメントが届きました
「あのマキビシがこんな素敵なお菓子になるなんて、あゝなんてファンタスティックな味わいなんだ!
素朴な味わいであとをひく…
忍者大絶賛のひしぼうろ❗️」
写真の忍者さんのご紹介
紫 龍(siryu)
徳川幕府に仕えてきた正統派忍び集団 江戸隠密 武蔵一族の武芸忍師範。日本に伝わる忍者や侍の伝承や技を、世界に向けて指導発信中!
NPO法人 武蔵忍士団/忍道陰忍
素敵な活動内容をこちらからご覧頂けます。⇓
https://ninshidan.or.jp/scouts/blog/3480