大串製菓について

神埼市は江戸時代から長崎街道の宿場町として栄え、今もその風情が残っています。長崎街道は長崎に向かう輸送路として栄え、この道を通じて砂糖などの貴重品が全国に広まりました。その影響で長崎や佐賀には、地域色豊かなお菓子が生まれました。神埼市にある大串製菓店もその一翼を担い、長い歴史を有する老舗のお店です。大正8年に祖父が創業し、2019年に100周年を迎えた和菓子屋です。現在の店主である大串久昭は三代目。先代は餅屋としてスタートし、長年にわたり行事や贈答に利用され、地域に愛されてきました。創業当初より、昔ながらの製法にこだわりながら、健康を考えたお菓子作りに取り組んでいます。佐賀県神埼市の自然に抱かれ、地元の「菱」や「桑」を原料としたお菓子作りでしっかりと地域に根を張り、これからの100年も愛されるお店を目指します。

営業時間：8：30 - 18：30（変更あります。お問い合わせください。）
店休日：　不定休
駐車場：　店舗前に２台可。
店舗前の「小桜こども園」の駐車場もご利用頂けます。

店休日については
「ホームページ下のカレンダー」
「Google検索で大串製菓を表示」
「大串製菓インスタグラムのプロフィール下にあるハイライト」
にてお知らせをしております。
お問い合わせはお電話でも受付けております。
営業時間外のご対応もできる場合もございます
お気軽にご連絡ください。

地域特産品との出会いから始まる
大串製菓店の挑戦

現在の店主である大串久昭が店を継ぐことになったのは2002年。当初はサラリーマンとして建設業界で働いていましたが、家業を手伝うことになりました。サラリーマン時代には考えられないような細かな手作業や微調整が必要な菓子作りに取り組むことになった大串代表。戸惑いや苦難があったり、菓子づくりの奥深さや創る喜びを知ったりする中、地元の特産品「菱の実」が生まれ故郷に新しい風をもたらしました。神埼市では、菱の実から抽出したポリフェノールなどの成分が生活習慣病の予防に効果があるという研究結果が出たことから、新たな特産品の開発が提案されました。

大串製菓はこのプロジェクトに参加し、新しいお菓子の試作を始めました。最初はなかなか難航しましたが、独自のアイディアと工夫により、菱の実を使用した新しいお菓子「ひしぼうろ」が誕生しました。試作は200回以上に及び、地元の評価を元に味や食感を磨き上げました。

地域に愛されるお店であるために
大串製菓店のこれから

「ひしぼうろ」の成功により、大串製菓は地域のリーダーとして活躍し、地元経済に貢献しています。地域の特産品との連携は、商品が一時的に注目を浴びるだけでなく、その後も着実な成果を生むことを証明しました。

大串製菓は何よりも何気ない日常の中でお菓子がくれる小さな幸せを大事にしたいと考えています。ひしぼうろをはじめとして季節や慶弔のお菓子を皆さまにお楽しみいただけるように、地域に愛され続けるお菓子づくりに取り組んでいくとともに、地域社会への貢献を大切にし、ふるさと神埼の味を未来に残していくために努力してまいります。

ご来店をお待ちしております

現在の三代目店主が作る優しい手作りのお菓子で
日常の幸せを味わって頂ける、そして個人店だからこそできる、お客様に寄り添った細やかな要望にお応えできるよう努めてまいります。
慶弔時のお菓子についてや贈り物など、ご相談ください。
各種クレジット、モバイル決済にも対応しております。

「KIMAMANI」YouTubeより
大串製菓のお菓子作りなど、素敵に撮影して頂いた動画です。是非ご覧になってください！⇓

大串製菓は、心からの笑顔をお届けします

焼きたての美味しさ、その場で体験！
私たち大串製菓は、町の小さな町の和菓子屋ですが、様々なイベントで「ひしぼうろ」と「くわびしぼうろ」を焼き皆さまに楽しいおひと時をお届けしています。
焼きたての実演を間近でご覧いただきながら、その美味しさをお楽しみいただけます。
焼きたてのふんわりとした香り、あたたかな味わいで見せられるお客様の笑顔が何よりの喜びです。
私たちはこれからも、焼きたての実演を通じて、お客様とのふれあいを大切にし、温かな笑顔をお届けしていきます。
どうぞお楽しみにしていてください。
会場/福岡大丸天神店、アリアセラなど
日程はホームページ下部のカレンダー、投稿にご紹介しています。