店内毎日除菌し営業しております。
4月営業カレンダー
店休日/13日(火)、14日(水)
17日(土)、18日(日)
博多大丸出店/4月14日~18日

店舗は不定休になっております。
前もってお電話を頂けましたら

ご対応できる場合もございます。
※店舗・工場・自宅が隣接していますので
ご連絡頂けましたら
時間外での対応もできる場合がございますので

お気軽にお問合せください。
営業時間ー月~土 8:30~18:30
       日 8:30~17:30


🌸毎月、1日15日はご先祖様へのお供え日。
先代からその日は”お饅頭”を2割引きで販売しております。

大串製菓について

大正八年に祖父が創業し、2019年に100周年を迎えました。
創業当時より佐賀銘菓「丸ぼうろ」をはじめ、昔ながらの製法にこだわり、和菓子作りに取り組んできました。
現在の店主(三代目)が継承し、平成24年11月に、神埼市・西九州大学との産学官連携により、地域資源である「菱(ひし)」を使った「ひしぼうろ」を開発し、現在も地元神埼市の特産品として一定の認知度を有しております。
さらに平成30年ではアムステルダムで開催された「ジャパンフェスティバル」での『佐賀銘菓丸ぼうろ』製造の実演を行い高評価を頂きました。

【経営方針】

お菓子を通して地域の皆様への笑顔を提供するとともに
コミュニティー創出を通して少子高齢化に貢献することで
次の新たな100年の飛躍を目指します。

はじめてのお客様へ

国道34号線沿いの神埼駅の交差点を南へ向かい
「サピエ」を過ぎ200mほど進むと
「うぶすな」の看板があり、そこを右手に曲がって

いただくと
左手に「小桜保育園」があります。
その隣が「大串製菓」です。

🅿店舗前に駐車場はございます。(2台可)

よくあるご質問

「ひしぼうろ」は、どこで買えますか?

佐賀市エリア/モラージュ内わくわく広場・街かど畑・そよ風館(大和) 神埼エリア/吉野麦米・宿場茶屋・サピエ・アニー・遊学館・さざんか千坊館  鳥栖エリア/うちの畑
大串製菓店舗では1枚からご購入でき、ご予算やご用途に応じた詰合せもご用意できます。

「菱」ってなんですか?

日本では全国のクリークや湖沼などに自生し、水草の実で「和菱」「オニ菱」「ヒメ菱」などあります。「ひしぼうろ」に使っている菱は「和菱」です。詳しくはこちら。

「菱の実」の皮ってどんな味ですか?

ポリフェノールの成分で苦みがあります。お菓子に使うと香ばしさがあります。

「ひしぼうろ」に卵や小麦粉は入っていいますか?

はい。卵、小麦粉を原材料に使っています。はちみつも使用していますので、1歳未満のお子様にはご遠慮ください。

そのまま以外で美味しい食べ方は?

小袋を少し開け、電子レンジで10秒ほど温めるとフワフワした食感になります。
ほうじ茶との相性もいいです。

ちょっと小耳に 
三代目 店主…
本意ではないまま家業の菓子業へ

「遊撃する中小企業 福岡・佐賀・長崎 
注目の企業15社」  著者:写真 高田哲助 より抜粋

現在の店主が店を継いだのは平成19年のこと。それまでほとんど手伝ったことがなかった家業へ、30代も後半となってなってからの転身だった。
「菓子屋を継ぐ気なんて昔から全くなかったです。土日休みも欲しかったし、『決められた道を進むなんて』という反発もあって、学校を出てからはずっと建設機械レンタルの会社で働いていました。
一般的に一度サラリーマンになった人が思い直して家業を継ぐ理由は「①離れてみると家業の良さが見えてきた」「②父の病気やケガ、引退のきっかけ」のほぼどちらかであるが、大串代表の場合は当時低迷していた建設業界が嫌になり、特に次を決めないまま会社を辞めることだった。歯切れの悪い言葉から推測するに、その頃は離婚を経験するなど私生活も低調な時期のようだった。次にやりたいことがなかなか見つからず、手持ちのお金も底をついたため、やむなく実家の父に頭を下げて、家業を手伝うことにした。
長年続く菓子店とはいえ、当時の出荷先は地域の直売所など限られた範囲のみ。看板商品の「丸ぼうろ」の他は季節に合わせた「桜餅」や「おはぎ」など、家族がなんとか暮らしていけるだけの量をコツコツ作っては販売する地道な商売であった。
≪低迷のなかで出会った自分だけの挑戦≫
100万円単位の建設業界から10円、20円単位の菓子商売へ。最初の2、3年は食べさせてもらえるだけで給料はゼロ。やむなくサラリーマン時代に買ったクルマや時計を手放し、自分の生活費に充てる暮らしだった。それまで難しそうに見えなかった菓子作りの仕事も、いざやってみると材料の割合や季節・天候に合わせた微調整、お客様の好みを考えての提案など、思いのほか繊細で奥の深い世界。自分の無力さと父の技量を思い知らされた。
金銭面も仕事も先行きが見えない時期が3年ほど続いたあと、大串代表人生に光をもたらしたのは地域の特産品「菱の実」であった。そのころ神埼市では、前途の菱焼酎がヒットして特産品としての地位を築いていたが、焼酎に使うのは実のデンプン質のみで皮の部分は大量に廃棄されていた。しかし神埼市にキャンパスがある西九州大学の健康栄養学科・安田みどり教授が研究を重ねた結果、菱の皮には生活習慣病を予防する効果があるとされる成分「ポリフェノール」や、他にも多種類の栄養素が豊富に含まれていることがわかった。そこで西九州大学側が神埼市に対し、余った皮を利用した新たな特産品の開発を提案。これに応える形で市が神埼市商工会に事業を託し、商工会が白羽の矢を立てたのが地元で長年愛されてきた大串製菓店だっだ。
このような経緯で平成23年10月に商工会より大串製菓店へ正式に「産学館の連携で菱の実を使ったお菓子を開発する事業」への協力依頼があった。責任の重い仕事に戸惑う父に対し、現状を打破する機会を求めていた大串代表はこれをチャンスと捉えた。技量にはまだ自信がなかったが、店主の父に代わり、神埼市菓子組合を代表してプロジェクトに取り組むことにした。
≪苦難の末に誕生した郷土のお菓子≫
最初は商品化には程遠い味だったが、菱の皮の分量を変えたり餅粉を混ぜてみたりしながら200回以上もの試作を積み重ねた。その過程で西九州大学の学生や神埼市の職員、一般市民による3度の官能検査(人間の感覚を用いてする検査)を繰り返し、集めた評価を分析しながら、より多くの人に指示される味わいを追及していった。「それはもう大変でしたよ。大学や行政からの要求も厳しかったので、ケンカをしながら毎週打合せを重ねました。しかし自分の作ったお菓子に対しストレートな評価が聞けるし、やりがいのある仕事でしたね」と振り返る。サラリーマン時代にはなかった真剣勝負を通じ、自らの菓子職人としての価値とプライドを徐々に高めていった。
こうして関係者みんなが納得できるお菓子が完成したのは、プロジェクト発足から約1年後の平成24年秋のこと。
菱の皮の配合比はほのかな苦みが甘さを抑えた微妙な塩梅を狙い、ややもっちりをした食感とどこか素朴な味わいは、本家丸ぼうろとは、似て異なる神埼市のオリジナルであった。
≪ふるさとの神埼の味をずっと残したい≫
こうして努力の末に生まれたひしぼうろは、どん底だった店を救うヒット商品となり、大串代表は西九州大学の安田みどり教授も各方面から注目される存在となった。大串代表は佐賀県菓子工業組合の理事に推され、現在は全国菓子工業組合連合会でも青年部九州ブロック長を務めるなど、名実ともに業界のリーダーとして認められている
 産学官連携の商品は発売から数年で勢いを失うのが常であるが、ひしぼうろの販売数は販売から8年目の現在も伸び続けている。
菱の実との出逢いから9年、地域の人たちとの縁を前向きに生かし、真正面から取り組んで大きな成果を生み出した。「次の商品の話もあるのですが、まずはこの先ずっとひしぼうろが地域に愛され続けることが一番の夢です」とひしぼうろへの思いを語る。人生の転機を生んでくれたひしぼうろと共に、地域に貢献していくことだろう。

ひしぼうろスマイル☺

ヒシの実をイメージしたひしぼうろは三日月型!
口元にあててスマイル笑顔(* ´艸`)クスクス