「菱」ってなあに(。´・ω・)?

ヒシの種子は、ゆでるか蒸して食べると栗のような味がして昔からおやつ代わりに食べられている、水草の実。
日本では、霊亀3年(717年)菱子が納められた事を記した木簡が平城京の長屋王邸跡で見つかってて、
アイヌ民族はヒシの実を「ドカンペ」と呼び、重要な食糧または薬とされいました。
なんと❕佐賀県西九州大学の研究でヒシの皮の抽出物には脂肪の吸収や血圧上昇を防ぐ作用があることが発見されています。
有効成分はヒシポリフェノールである。

兵法  忍者のまきビシ

ヒシの実を乾燥させたものは撒菱として忍者が追手の足を止める小道具になり、竹筒に入れて携行し、逃走する際にばら撒くことで、実際に踏みつけなくても「この先にあるかもしれない」ということで足を鈍らせる心理効果があるといわれています。また、入れた竹筒を敵の顔面に振って打ち付けて直接武器として使う事もできると。さらには長時間潜伏する際の非常食ともなったそう。もっともこれらは万葉集海などに記されたり、口伝えでつたえられてきたものであります。

神埼市の特産「和菱」

紅葉の名所「九年庵」や「吉野ケ里遺跡」がある佐賀県神埼市。市内に大きな河川が流れ、水と緑に囲まれた自然豊かな町です。菱とは池や沼の水面を覆っている一年草の水草。秋の風物詩 収穫。

収穫された菱の実は集められ、神埼和菱組合の作業所へ運び、洗浄消毒して天日で干して加工用の下処理を行います。干した後にベンチで中の実と外皮に分けており、そのすべてを手作業で行っています。忍耐と根気のいる作業が続きます。菱の実の利用法には、食料としてお菓子やお茶、お酒の原料になり、医療では薬の材料に、工芸品としては人形やおもちゃにも使われます。

「神埼菱焼酎」は2010年に完成しました。佐賀市大和町にある大和酒造(株)が製造し福岡国税局酒類鑑評会・本格焼酎の部で金賞を受賞。2012年から販売の「ひしぼうろ」は菱の実の外皮を粉末にして生地に練りこんでいます。大串製菓・西九州大学・神埼市の産学官が連携して生まれました。

塩茹でにした菱の実の味わいは、栗のような食感でもっちりホクホクです。
このページは「株式会社まつの」まつのベジタブルサポーター、野菜ソムリエ、食育マイスター前田さんのレポートから抜粋させて頂いています。
前田さんの【食育メモ】
菱は、実が押しつぶされたような形をしているので「拉げる」(押しつぶされる・ひしゃげる)という言葉から名付けられたと言われています。そして菱型という言葉は水面に浮かぶ葉の葉のカタチから名付けられました。万葉集にも菱についての歌が詠まれていて、化石としては約2000万年以上前の地層から出てくるそうです。忍者が使う撒菱(まきびし)も菱の実が使われたという説もあり、忍者の非常食にもなっていたのだとか。神埼市の新特産品「菱」、今後もどんどん加工品や活用商品が開発されて、菱の一大産地となってほしいです。また古きよき日本の文化、菱をおやつとして食べる文化がなくならないでほしいものです。

「菱」ヒシの研究受賞!

『未利用資源ヒシ外皮の機能性評価 および利用技術の開発と実用化』
西九州大学/安田みどり教授が、2019年日本保蔵科学会技術賞・論文賞受賞されました。
受賞講演では西九州大学と神埼市との«産・学・館≫連携の商品の代表の「神埼銘菓ひしぼうろ」と「ヒシ・デ・ラスク」も紹介されました❣

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